2023
04.18

タイが地域のEVサプライチェーンにおける主要なリンクになる

国際ニュースまとめ

日本、中国、韓国の電気自動車(EV)メーカーが東南アジアでの生産拠点を開設する競争が激化する中、タイとインドネシアはEV部品や材料への投資の主要な目的地になっています。2023年4月18日のタイ国営メディアNNTが伝えています。

日本のプラスチックメーカーであるクラレは、現地の石油化学大手PTTグローバルケミカルと日本の商社住友商事との合弁で、タイ・ラヨーン県に初めての工場を開設。4月5日には、現地でオープニングセレモニーが開催されました。

同工場では、高温に耐えるGenestar樹脂を生産し、車両バッテリー周辺の高電圧部品に使用されます。また、年間生産量を2.6万トンに倍増することが期待されています。

クラレの川原仁社長によると、同社は約2026年までに、新工場と同程度の規模のタイでのさらなる投資を検討するとのことで、この新工場には5億2000万米ドルの投資が行われました。

タイは、地域最大の自動車生産国ですが、EV分野ではまだ新参者です。2022年、韓国の現代自動車がタイでEV生産を開始し、中国のEV大手BYDは2024年に同国での車両組み立てを計画しています。

■Thailand Becomes Major Link in Regional EV Supply Chain|NNT

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Source: タイランドハイパーリンクス