04.10
葉月あすか独占インタビュー~ワンマンライブに向けてタイで新衣装制作中
台湾・タイ・香港などアジアを中心に活動しているソロアイドル、葉月あすかさん。これまでワンマンライブ開催などで何度もタイ遠征を経験している葉月さんが、今年初となるタイ遠征を行いました。
11回目となる今回のタイ遠征では、2023年4月1日(土)の「Siamdol April Fool’s Day Party」と4月2日(日)の「Yumeoi Shojo 7th Anniversary」に出演しました。
2023年3月で5周年を迎えたタイ遠征。1時間のライブやファンミーティングなど、今回も充実した時間になったようです。タイランドハイパーリンクスはそんな葉月さんにインタビューを行い、タイ遠征でのファンとの交流や衣装にまつまるエピソード、今後の目標などをお聞きしました。
ずっと来たかったタイ遠征
――以前からSNSなどで「タイに行きたい」と言っていましたが、今回のタイ遠征が決まった時はどんなお気持ちでしたか?
サンタさんへ
タイに行きたい
あすかより
— 葉月あすか8/18渋谷DAIAワンマン (@hazuki_asuka) December 25, 2022
葉月:そうなんですよ。めっちゃ嬉しかったです!ずっと来たかったので一番は嬉しい気持ちなんですけど、その次にちょっと不安もありました。今までは有名なアイドルさんのイベントに出させてもらうっていう形が多かったから。私もユメオイ少女さんもタイでの知名度はそれほど高くないので、お互い頑張ろうっていう感じで鼓舞しあって来ました。
――今回のタイ遠征、観光はどんなところに行かれましたか?
葉月:私は自分から観光することはあまりなくて、スタッフさんが行きたいところに付いていくことが多いんです。今回はスタッフさんが『ワット・アルン(タイ三大寺院の一つ。暁の寺として有名)にあるポシェットが欲しい。』って言っていたので、それを探すためだけにワット・アルンに行きました。出店みたいなところを全部探してみたんですけど、まだ探し足りないみたいなので次来たときもまたポシェット探しかな。あとはファンミーティングでナイトマーケットに行かせてもらったり、タイに着いた初日にユメオイ少女さんとご飯に行ったりっていう感じですね。
ファンとの交流では『楽しいっていうより感動』
――2023年初のタイ遠征、ファンミーティングやライブを終えての感想を教えてください。
葉月:タイの方にとって日本のアイドルって“娯楽” だし、高いものじゃないですか。ライブは無料だけど、ファンミーティングの参加費用、ご飯代、チェキ代とかは高い中全部来てくれる人もいるんです。コロナ禍が明けて、調子が良い人ってあまりいないと思うんですよ。コロナ禍で仕事が変わった方とか、今仕事が無い方とかが頑張ってバイトして来てくれているっていう話をして、楽しいっていうより感動しました。日本人がチェキを販売するのは当たり前みたいになっちゃっているけど、金銭感覚や物価が違う国に行くと、より一層『頑張って来てくれている。』っていうのをすごく感じます。
――バンコクの一日の最低賃金が353バーツなんです。
※日本円で約1470円(1バーツ=3.9円で計算)
葉月:え!?チェキ1枚分じゃないですか! そうなんだ、ショック。日本からタイに来るアイドルさんって、日本でチェキ1枚2000円とかでやっていても、タイに来ると300バーツとか値下げする方が多いんです。海外は物価が違うから、私も5枚セット1000バーツ(約3900円)とかにしています。友達と分け合ってでもいいから、沢山思い出を持って帰って欲しくて。今回のタイ遠征ではそういうセットを用意してくれて助かるな、嬉しいなって言葉で伝えてくれる人もいて、嬉しかったです。
――初回のチェキ無料のキャンペーンもされていますよね。
葉月:そうなんです。SNSをフォローしてもらうと初回無料っていう風にしていて。初めてで高いお金を払ってチェキを撮るのって、日本でもハードル高いじゃないですか。だからスタッフさんと相談して初回無料にしています。今回も初めましての方が結構いっぱい来てくださって嬉しかったです。
タイ遠征を重ねて築いたファンとの信頼関係
――今回のタイ遠征は11回目とのことですが、タイ遠征を重ねていく中でファンの方との距離や反応で変化したと感じることはありますか?
葉月:前より色々話せるようになったかなって思います。日本語を勉強して下さっている方が多いし、その方が通訳として手伝ってくれることもあって、本当に皆協力的なんです。私が頑張りたいって言ったら一緒に頑張ってくれる人たちだから、『これを頑張りたい。』とか『これが嬉しかった。』とか、より一層言葉で伝えられるようになりました。信頼関係が前よりも築かれているから、ちょっぴり深い話も出来るようになったかなって思います。
衣装選びは涼しさ重視
――色々な衣装をお持ちの中で、なぜこの衣装を選ばれたんですか?
葉月:お寿司の赤い衣装!今回は1時間もステージがあるから、私の衣装の中でも涼しいやつをまず選ぼうと思って(笑)。私が最初のタイ遠征で着た衣装はもこもこのやつだったんです。タイなのにもこもこのやつだったので、それは暑くて無理だなと。何があるかなって考えたときに、この衣装で前写真を撮っていただいた思い出があって、それがお気に入りだったのでもう一回着ることにしました。ダイエットも成功したし、二の腕も出しちゃおっかな、みたいな感じで選びました。
タイで新衣装制作中
――以前タイで衣装を作ったことがあるそうですが、今回のタイ遠征でも新しい衣装を作るために採寸をされているとお聞きしました。
葉月:そうですね。私が東京でワンマンライブを開催するので、それに向けて衣装を準備しています。今衣装を担当してくれている方のセンスがめっちゃ好きなので、タイに来た時に絶対にこの人にお願いしたいと思って。Momeちゃんって言う方で、前回インタビューしていただいた時の衣装も作ってもらったものです。」
葉月:Momeちゃんの衣装は本当に質が高いんですよ! だけど日本よりもリーズナブルに受けて下さるんです。日本の有名なアイドルさんの衣装って1着15万円ぐらいすることもあるんですよ。安い衣装なら1着3~5万円くらいであるんですけど、値段相応なことが多くて値段をかければかけるほど細かいところまで作りこまれているって感じです。でもタイのMomeちゃんはすごく良心的な価格でめちゃくちゃ良い物を作って下さるので、私は今日本のアイドルさんにも布教しています。
ソロアイドルの衣装で重要なのは“個性”
葉月:ソロアイドルの衣装って、個性がないと目立たないんです。グループさんだと、たとえデザインがシンプルでも色分けしていたら派手に見えるし、人数が多いと逆に派手にしすぎない方が映えるんです。でもソロだと、どれだけ個性を出せて一人で完結できるか、っていう感じで。だからセンスって本当に大事。今までの衣装も勿論お気に入りなんですけど、今後ワンマンライブとか色んな人に見てもらうタイミングって考えたときに、Momeちゃんの衣装を一番着たいなって思ってお願いしています。楽しみにしていてください。
――デザインはもう決まっているのですか?
葉月:一応テーマは決まっているんですけど、それはまだ内緒です(笑)。
――ワンマンライブでお披露目ですか。
葉月:そうです。ワンマンライブでお披露目します! ワンマンは2023年の8月18日にあるんですけど、その前にMomeちゃんが日本に来るみたいなのでその時に受け取ります。本当に楽しみです。
念願のサブスク解禁
――2023年の4月からサブスク解禁になるそうですが、今はどんなお気持ちですか?
※配信楽曲一覧はこちら https://linkcloud.mu/d45a3b8a
葉月:これはめちゃくちゃ『やっと!!』って感じですね。サブスク配信解禁のためのクラウドファンディングを独自でやっていて、そこからかなり時間が経っているので、お待たせというか申し訳ない気持ちが大きいです。でもその分、音源を作るにあたって沢山時間をかけてもらいました。レコーディングも全部やり直したし、『Moving on!』っていう楽曲に関しては歌のキーを変えたり転調させたりアレンジも加えているんです。今までCDになっていない楽曲もあります。かなりこだわったし、こだわって作ってもらったので良いものになっているんじゃないかなって思います。
――ちなみにクラウドファンディングからはどのくらい時間が経っているのですか?
葉月:1年半とか2年弱とか…、かなり待たせました。音源を作るとき、早めにやって欲しいって言ったら、やっつけになっちゃうくらい今は忙しいって言われたんです。それで『やっつけは嫌です。時間かかっても良いから、めちゃくちゃ良い物にしてください。』ってお願いしました。でも、めっちゃ待たせたからそこは本当に申し訳ないです。
――全曲再コーディングは大変だったと思います。再レコーディング中のエピソードを教えて下さい。
葉月:中々カロリー高かったです。今回初めて音源化する『あのね、』っていう曲があるんですけど、その曲は2回レコーディングしましたね。1回やってもらったんですけど、納得いかなくてもう1回録りなおしました。
――完成間近の音源を再レコーディングされたんですか?
葉月:そうです。だから結構手間暇かかっているんですよ。これは私がコロナ禍で唯一作ってもらった曲なので、かなり力を入れています。サブスク解禁されたら、この曲を1番聞いて欲しいです。
葉月:あとサブスク解禁されたら、皆にTikTokとかツーステ動画(音楽に合わせて手と足を使ってステップを踏む様子を動画に撮ったもの)で使ってもらって、親しんでもらえたら良いなって思っています。やっぱりTikTokでバズりたい!
――TikTokなどを通して曲が広まっていくことも多いですよね。
葉月:そうそう。どんな感じになるかは分かんないけど、バズるように私も動画をいっぱい撮って頑張ろうかなって思います。
――サブスク解禁後、次にチャレンジしてみたいことはありますか?
葉月:私が海外のライブで歌うのは、やっぱりカバー曲が多くて。タイでは私のオリジナル曲が1番浸透していなくて、カバーばっかり。カバーは皆が喜んでくれるから勿論続けるけど、私の歌で表現できる良さがあると思うんです。だから私のオリジナル曲で沸いてもらえるように、オリジナル曲の『沸き方講座』とかをYoutubeに動画で上げられたらなって思います。それを見てもらって、次来た時には皆にもっとコールとかしてもらえたら良いですね。
――講座があれば、ライブ当日はしっかり楽しめそうです。
葉月:予習が出来て復習も出来て、っていう感じだったらもっと楽しいかなって思います。生活の一部に入ることが出来るよう、頑張りたいです。Youtubeで頑張って投稿していきます。
少しでもタイ語が話せるように
――最後にタイのファンの方へのメッセージをお願いします。
葉月:一番は日本語でごめんなさい、ですかね。11回目にもなるから、いい加減覚えろよって感じなんですけど、てんやわんやになっちゃいますね。言い訳になっちゃうけど、色んな国に行っているから、中国語、タイ語、英語…って何からやったら良いの!?って感じなんです。
――グローバルに活動している分、覚える言語も多くて大変そうです。
葉月:私はもともと言葉を覚えるのが苦手なんですよ。あと、勉強はやれば出来ると思うんだけど、勉強の仕方が分からないタイプだから皆に教えてもらいたいです。教えてもらうイベントを開いて欲しいって思っています(笑)。私も『ありがとう』だけじゃなくて、『またね』とかも覚えられるよう頑張るので、見捨てないでください!それに、Siam☆DreamにいたNicoちゃん(南にこ:解散したタイのアイドルグループSiam☆Dreamの元メンバー、日本人)の言語の上達速度がすごかったって言う噂を聞いているんです。『Nicoは最高のアイドル!』って聞いているので私も見習って覚えていきたいですね!
――次タイに来られるときは楽しみにしています。
葉月:はい、次来るときはもうちょっとだけでも話せるように頑張ります!
――応援しています!。
葉月:ありがとうございます!
葉月あすか
https://www.hazukiasuka.com/
https://www.facebook.com/HazukiAsukaJapan
https://twitter.com/hazuki_asuka
【葉月あすかワンマンライブ「リスタート」】
2023年8月18日(金)
■会場 渋谷DAIA
■時間 OPEN 18:00 / START 19:00
■料金 超VIP ¥30,000 / VIP ¥10,000 / TICKET ¥3,000 (+1D)
■出演 葉月あすか
チケット: https://t.co/Wi9lsim78U
<記事作成:児玉瑞歩(タマサート大学ジャーナリズム&マスコミュニケーション学部) 実務研修>
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