韓国男(24歳)が拉致を自作自演、タイ人女性と暮らす金欲しさ

2023
04.05

タイ東部パタヤで2023年4月4日、韓国人の男（24歳）がタイ人のガールフレンドを世話するためのお金を稼ぐため、自身が拉致されたと両親に嘘をついたことが明らかになりました。韓国人の男は、497日間のオーバーステイの容疑で逮捕されました。

韓国人の男の両親は、在タイ韓国大使館に「スワンナプーム国際空港から韓国へ帰る飛行機に乗る前に息子が拉致された」と報告。すぐに救出作戦に繋がり、2023年4月4日にパタヤ警察署が、韓国人の男の救出作戦を実施しました。

警察官が韓国人の男の賃貸住宅を調べに行ったところ、家の中でくつろいでいる韓国人の男を発見。警察官の姿を見た韓国人青の男は、突然逃げ出し、家の裏手にある人けのない畑に隠れてしまいました。韓国人の男は逃げきれず捕まり、チョンブリ入国管理局で事情聴取を受けました。

韓国人の男は警察対し、拉致も拷問もされていないと認め、一緒に暮らしているタイ人のガールフレンドの面倒を見るためにお金が必要で、拉致を偽装して両親に送金させる計画だったと述べました。両親が何度頼んでも送金してくれなかったため、拉致の自作自演を行なったとのことです。

また、韓国人の男は、497日間のオーバーステイで不法滞在中だと明らかになりました。

男性は497日間もビザのオーバーステイをしていたため、入国管理局の職員は法的措置を進めています。タイの法律により、男性は罰金を科せられ、国外退去命令を受ける可能性があり、ブラックリストに載ることもあります。

今回の事件は、偽装誘拐が明るみに出た珍しいケースです。男性は自分の行動に対して責任を取らなければなりません。