タイ入国管理局勤務の警察官3人を逮捕、中国人拉致と暗号通貨強奪

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タイ警察ディンデン署は2023年3月22日、中国人男性（62歳）と通訳のタイ人女性（38歳）を拉致し、100万バーツ相当の暗号通貨を奪ったとして、チェーンワッタナーのタイ入国管理局1課に勤務する3人の警察官を逮捕しました。各報道が伝えています。

事件が発生したのが3月10日。ビザ更新に訪れた中国人男性が、正しい書類を持っていなかったとして一旦帰宅。その後、入国管理局の警察官らが中国人男性のもとを訪れ、中国人男性と通訳のタイ人女性を拉致し、200万バーツの暗号通貨を要求したとされています。なお中国人男性は、タイに不法滞在し、盗んだタイ人の身分証明書を使用していたとのことで、警察官らはそれを恐喝の材料にしていました。

中国人男性とタイ人女性は3月20日に被害を報告し、裁判所は4人の警察官の逮捕状を発行。逮捕された3人は容疑を否認しており、1人は現在逃亡中です。

 

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