2023
03.21
03.21
「気候変動の時限爆弾」、惨状回避の時間切れ迫る 国連報告書が警鐘
世界は壊滅的な規模の温暖化に刻々と近づきつつあり、直ちに抜本的な行動に出なければ、国際社会が目指す温暖化対策目標は手の届かないものになる――。国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が20日に公表した報告書で強い危機感を示した。
「気候時限爆弾が刻々と時を刻んでいる」。国連のアントニオ・グテーレス事務総長はそうコメントしている。「人類は薄い氷の上にいる。そしてその氷は急速に解けつつある」