2023
02.18
02.18
バイロン男爵家
詩人として名を遺した6代男爵ジョージ・ゴードン・バイロン(左)と、その一人娘エイダ(右)
「ある朝目覚めてみると有名人になっていた」。これは19世紀の英国を代表する詩人、ジョージ・ゴードン・バイロン(1788~1824)が彼の代表作『チャイルド・ハロルドの巡礼』を発表した直後に記した、有名な一節である。読者のなかにもバイロンの愛読者はいるかもしれないが、その彼が「バイロン男爵(Baron Byron)」という歴(れっき)とした貴族の家に生まれ、貴族院議員の議席も…
Source: Foresight