2023
02.17

「スパイ気球」に画期的な情報収集能力:習近平主席肝いりのプロジェクトで開発

国際ニュースまとめ

米サウスカロライナ州沖で回収された、中国のスパイ気球の残骸[米海軍提供](C)時事

 どんなインテリジェンス工作でも、「情報源(ソース)」と「方法(メソッド)」の露見を避けるのが鉄則だ。

 では、1月28日から8日間も米国の領空を侵犯し、2月4日に米空軍戦闘機に撃墜された中国の偵察気球はどうだったか。地上から肉眼で目撃されるほど大型の気球は、秘密工作の「メソッド」とはなり得ないだろう。米メディアでは「ドローンや偵察衛星の時代に気球が役に立つのか」と揶揄され…

Source: Foresight