2023
02.10
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米中「相互確証破壊」時代の到来――日本に高まる「核の脅し」のリスク
DF-41(左)は1基あたり最大10発の核弾頭を搭載する多弾頭ICBMとされる[2022年10月12日、北京市内](C)時事
2022年2月24日から始まったロシアによるウクライナ侵攻から、まもなく1年が経とうとしている。多くの専門家は、この戦争を「冷戦終結以来、核兵器の使用が最も懸念される戦争」と見ているが、幸いなことに本稿執筆時点でロシアによる核使用は行なわれていない。
2022年9月に行なわれたハル…
Source: Foresight