2023
02.07

バイク男二人旅~24県目は1300年の歴史の街をゆく☆ランパーン編

国際ニュースまとめ

バイク男二人旅~24県目は1300年の歴史の街をゆく☆ランパーン編

タイ全国一周、と言っても一気に回るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく回るという企画で、相棒は6歳の長男と愛車CB1100であります。

今月のタイ全国一周・第24県目は、1300年の歴史の街をゆくランパーン県!に行って参りました。ランパーンまではバンコクから北に600km、片道10時間で走って参りました。

 

ランパーン県内周遊

それでは早速、今回のバイク旅・ランパーン県内をダイジェストで流していきます!

ランパーンの鎌倉大仏

 20時過ぎにバンコクを出て朝6時前にはランパーンに到着。まず訪れたのがこちら、鎌倉大仏。台座部分含めて想像以上に鎌倉大仏。住職が鎌倉大仏の夢を見て建立を決心したらしいです。日本人ならツッコミどころ満載なユニークなお寺でした。

バイクは早朝の時間帯が一番すき

ところで、移動は夜がいいですね。考え事をしていると10時間はあっと言う間です。涼しいし、交通量も少なくて自分のペースでひたすら走れます。特に、夜通し走って迎える朝は最高であります。

そうこうしているうちに日の出

ランパーンまでの道のりは主に1号線なので心穏やかに走れます。ランパーン県内は地方、特にブルーレイクのあるロムプーキアオまでの道のりは道路陥没が若干あるので多少の注意は必要です。しかしながら、タイの道路状況は全国的に飛躍して改善されているとつくづく感じます。

早朝からタイ人はタンブン

 ランパーンは花馬車が有名とのことで、千年もの間建ち続けているというこちらの寺院・ワット・プラタート・ランパーン・ルアンの前にいた花馬車に乗せてもらい、お寺付近を一周。なかなか乙でありました。

タイ政府観光庁に紹介されている古民家宿

 こちらの宿(SuddSlee SolitudeStay)、「(前泊の)ゲストがいなければアーリーチェックインできますよ」との事で朝8時に入れてもらいました。単なる古民家というだけでなく、おもてなしが行き届いていて最高でした。ランパーンで宿泊するなら絶対におすすめの宿です!

アクセルスロットル壊れる

 ところでランパーンに到着して花馬車乗ったあとくらいにアクセルに異変が。ランパーンにはディーラーであるHonda BigWingがないので、小さいバイクの方のHONDAに行ったところ、5分で直してくれました。というより、修理不可能と判断し代替スロットルで応急処置してくれました。

代替スロットルで再び快適な走り

 修理後、いくらか聞いても「要らない」と答えてくれません。それが、タイの人たちの慈しみの心であり、ただの徳ではなく「陰徳」であることはわかるのですが、それでは自分のこの感謝の気持ちを表せない、としてチップをお渡ししておきました。こんな感じでタイの人たちに助けられ続けて15年目になりました。

世界で唯一の象の病院があるタイ象保護センター

ここがですね、色んな意味で長居したかったんですが、スケジュールの関係で象に乗ることしかできなかった象の保護センター。タイと言えば象法があるくらいに象とは長く深いつながりがありますからね。そんな象に相棒は意外と乗ったことなかったので初体験でありました。

田んぼと山々が織りなす景色

平地のバンコクに住んでいると不思議と山があるだけで私は日本を感じてしまいます。上の写真も、ナンバープレートがなければタイか日本かわからない景色ではないですか? そんな移り行く景色・ひいては世界を眺めるのが、好きなんです。

温泉のある国立公園

それにしてもネックピローにしてから走行中の快適度がたまりません。問題は相棒が走行中寝る時にタンデムベルトだけでは危ないこと。さすがに落ちることはなさそうですが、かなり横に倒れるので重さで重心を持ってかれます。あと、カックンカックン……とタンクをヘッドバッドするかのように傷つけかねません。

バンコクのエメラルド仏を安置していた寺院で

そこでこれまではベルトで固定したり、バックパックを枕がわりにしてましたが、100%快適とは呼べないものでした。その点、ネックピローは100%ですね。これが、子どもとのバイク旅に欠かせないアイテムとしての回答だと言っても過言ではないくらい、おすすめです。

街のはずれには城壁が残る

 ところで先日、本記事はあくまで「バイク旅」であって旅情報の記事ではない旨を話していたところ、それでも「これから旅をする人の参考になる」とのことで、今回よりバイク旅で回った箇所の名称を記事の下部に紹介するようにします。参考になれば幸いです。

 

まとめ

重量257kgで燃費24.3km/L

以上、今回も最高の旅となったランパーン県でした。何がいいって、やっぱり地元の人との触れ合いは旅の醍醐味ですよね。そう思うとスロットルが壊れたおかげで現地の人の優しさに触れ、古民家の宿ではおもてなしを受けました。他にも朝晩ともにお世話になった(相棒の面倒をみてくれました)レストラン等々ありますが、これらさまざまな “世界” に自由に連れていってくれるバイク旅はやはり、おもしろし。

スシローだいすき!

※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告

◆今回訪れた県:  ランパーン
◆残りの県数:  49県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離:  1,681km
◆今までの累計距離:  28,643km

カリベトシオ(カーリー)
常識なんてクソ喰らえ!曲がったことは大きらい!議論は無用御免、男は黙って背中で語る!バンコク在住のNPO法人日本PR理事長、個人投資家、KARIBE (THAILAND) CO.,LTD.顧問、タイ龍馬会 会長。著書に『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』(幻冬舎)。おもしろくいきましょう、おもしろく。
suikasigi.com

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