2021
07.01

キム・カーダシアン、因縁の下着ブランドをチームUSAが五輪で着用

国際ニュースまとめ

<カーダシアンが2年前、自作の下着ブランドを立ち上げたとき、「キモノ(KIMONO)」という名前に日本人が抗議して名称変更を迫られた。それが、チームUSAの公式ウェアとして東京五輪に「出場」することに> キム・カーダシアンが手がける補正下着ブランド「スキムズ(SKIMS)」に、飛躍のときがやってきた。東京五輪アメリカ選手団の公式ラウンジウェアや下着を手がけることになったのだ。 リアリティ番組からスターになったカーダシアンは、7月に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて「チームUSA(米国代表チーム)」と契約を交わし、代表選手の下着とラウンジウェアを提供することになった。 提供するコレクションは、スポーツブラ、シャツ、アンダーシャツ、サイクルパンツ、ハイウェスト・ブリーフで構成され、アメリカ国旗、五輪マーク、チームUSAのロゴが入る。 カーダシアンはインスタグラムでこう書いている。「オリンピックについては、10歳のころから、継父(注:アメリカの元陸上競技選手で今は女性のケイトリン・ジェンナー)にたくさん話を聞かされてきた」 「アスリートたちが競い合うのを見るうちに、オリンピックが体現する献身と名誉を理解するようになった。家族と一緒に@caitlynjenner(ケイトリン・ジェンナー)の試合の応援にあちこち出かけたが、どこでも必ず買ったのがオリンピックのTシャツだった」 この投稿をInstagramで見る SKIMS(@skims)がシェアした投稿 ===== Clever News/YouTube 「スキムズに関して、@TeamUSA(米国代表チーム)の一員にならないかというオファーをもらったとき、オリンピック選手たちの強さとエネルギーに憧れながら観客席で過ごしたあらゆる瞬間がよみがえった」 2020年東京オリンピックに出場するアスリートたちのために、チームUSAの公式下着をデザインすることになったことを「光栄」に思っている、とカーダシアンは言う。 この投稿をInstagramで見る Kim Kardashian West(@kimkardashian)がシェアした投稿 今回の契約は、スキムズにとっては大きな一歩だ。同ブランドはかつて、旧名称の「キモノ(KIMONO)」が原因で、日本との文化盗用論争に巻き込まれたことがある。 2019年の立ち上げ当時、ブランド名は「キモノ(KIMONO)」だった。キムという名前と日本の民族衣装を組み合わせた名前だったが、日本から批判が殺到。京都市長の門川大作が「着物という名称は着物を愛する人々の共有財産で、私的に独占すべきものではない」と、名称変更の検討を求めた経緯がある。 カーダシアンはその後、ブランド名をスキムズに変更してこう述べた。。「私は、日本文化における着物の重要性を理解し、深い敬意を抱いている」 (翻訳:ガリレオ) ===== この投稿をInstagramで見る Kim Kardashian West(@kimkardashian)がシェアした投稿 Clever News/YouTube

Source:Newsweek
キム・カーダシアン、因縁の下着ブランドをチームUSAが五輪で着用