06.29
【竹島問題】 独島が韓国領土であることを示す海洋境界線が引かれた西洋古地図6点、韓国海研究所が初公開
イ・トンス韓国海研究所所長は英国、ドイツ、フランス、イタリアで製作された19世紀後半の地図6点を国内で初めて公開し、「19世紀末、西洋で作られた地図では韓国と日本の間に海洋境界線が引かれていて、独島が日本の境界線の外に位置することがはっきりしている」と説明した。
(訳者注:長文につき記事の一部省略したが、全体を通じて、本記事に引用されたすべての地図で「日本海」と表記されていることに言及はなかった。)
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▲ドイツの地図製作者カール・ディアッケが1896年に執筆した教育用地理付図に「アジア地図」が入っている。/イ・トンス韓国海研究所長提供
イ所長が公開した6点の地図のうち1896年、ドイツで作られた教育用地理付図の「アジア地図」には独島の位置が明白に表示されている。鬱陵島(ウルルンド)を意味する「Matsu(松島)」表記があって、すぐそばに表記なしで2個の島が描かれている。独島を描いたこの二島は日本の海洋境界線の外側にある。
ドイツの有名な地図製作者であるカール・ディアッケがこの教育用地理付図を編集した。ディアッケの地理付図であるアトラスが世界的な権威を持っている点でこの地図に描かれた独島の韓国の地表示は意味深いと言える。
(中略:以下の地図で独島は表記がないが、国境線の位置で韓国側にあると主張)
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▲英国エディンバラ出身の地図製作者であるバーソロミューが1871年、ロンドンとエディンバラで出版した「アジア地図」
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▲フランス、パリでトゥリウとルロウィが1886年に再制作した「アジア地図」
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▲1894年9月に発刊されたフランスの週刊グラビア新聞である「ル・プティジュルナル(Le Petit Journal)」に掲載された「韓国、日本、東シナ海地図」
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▲1903年山上萬次郎が執筆した「中学教科用地図」に挿入されている「アジア地図」
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▲3つの地図
■海洋境界線が描かれた地図は重要な資料
海洋境界線が表示された西洋地図は格別な意味を持つ。境界線がない地図では領土の色で独島の領域を根拠とする。その上、日本の主な地図では独島があまり出てこない。このような地図で独島領有権を主張するには無理がある。
イ所長は「海洋境界線が描かれた地図資料は独島領有権を主張するのに明白な資料で、他の資料より重要な役割を果たすことができる」と話した。
最近、東京オリンピック ホームページに独島が表記されて批判が沸き立った。先日、スペインを国賓訪問したムン・ジェイン大統領にスペイン上院図書館は独島が明確に表示されている「朝鮮王国全図」を公開して話題になった。朝鮮王国全図だけでなく、独島を韓国領海に含ませた西洋地図6点が初めて公開され、19世紀の西洋での独島に対する認識を確認できる。
イ所長は「19世紀後半、世界の地理情報と地図情報を基に製作された地図を見る時、当時の地図製作者にとって独島は韓国領土という事実が常識として通じた事が分かる」と話した。
ソース:京郷新聞(韓国語)独島(ドクト)は韓国の地、未発掘西洋古い地図6点初めての公開
https://www.khan.co.kr/national/national-general/article/202106270824011
Source:脱亜論
【竹島問題】 独島が韓国領土であることを示す海洋境界線が引かれた西洋古地図6点、韓国海研究所が初公開