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紅白歌合戦に登場の「きつねダンス」、曲の内容がシュールすぎる。日本語訳付き動画を紹介
2022年末の大晦日に放送される『第73回NHK紅白歌合戦』の見どころの一つになっている「きつねダンス」。
大流行しましたが、使用されているあの耳に残る曲はどんな内容か知っていますか?素朴な疑問を真剣に面白く歌い上げた曲の日本語訳付き動画などを紹介します。
「きつねダンス」とは?
紅白歌合戦では、山内惠介さんと日向坂46による“きつね”をテーマにしたコラボレーションが予定されています。山内さんが披露するのは、ヒャダインさんがリミックスを手がける「恋する街角~きつねダンスRemix~」。「きつねダンス」を北海道日本ハムファイターズのファイターズガールや乃木坂46のメンバーが踊ります。
「きつねダンス」は、ファイターズガールが2022年から球場で披露。北海道新聞によると、その後選手たちも含めてダンス動画をYouTubeで公開したことなどで人気に火がつきました。
使用している曲は、ノルウェーの兄弟コメディアン・イルヴィスが歌う『The Fox』。2013年にYouTubeで公開されると話題となり、1日で200万回再生されたそう。公開から9年以上経った2022年12月31日現在、10億回以上再生されています。
日本で「きつねダンス」が流行したことで、日本語訳がついた動画も公開されました。イルヴィスは9月に来日し、球場で生歌唱も行っています。
歌詞の内容は?シュールな内容と耳に残る音楽、不思議な世界観
Foxとは英語でキツネのこと。YouTubeではタイトルに「What does the fox say?(キツネは何て鳴くんだ?)」と添えられており、歌詞でもこのフレーズが何度も登場します。
そう、この歌はただただ「キツネは何て鳴くのか」をあれこれ考えたり想像したりする内容。日本ではキツネの鳴き声を「コンコン」と表現しますが、ノルウェーでは一般的ではないようです。
web Sportivaによると、この不思議な曲ができたきっかけは、イルヴィスがヒット曲を多く送り出しているプロデューサーチームに曲を書いてもらえる機会を得たこと。その際イルヴィスの2人は「名プロデューサーにかかれば、こんなくだらない曲でも売れる」という企画を思いつき、「どうでもいい内容の歌詞を渡して、才能を無駄使いするつもりだった」のだそうです。ただ、結果的に『The Fox』も大ヒットすることになりました。
そのシュールな内容と耳に残る音楽に加え、公式ミュージックビデオで披露される不思議な世界観とダンスには、心を掴まれるものがあります。歌詞を含めて「きつねダンス」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Source: HuffPost