12.27
引退発表のマリウス葉さんに「ありったけのエール」。ベテラン俳優が明かした9年前のエピソードが素敵すぎる
ジャニーズ事務所は12月27日、男性アイドルグループ「Sexy Zone」のマリウス葉さんが芸能界を引退すると発表した。今年の12月31日に行われる「ジャニーズカウントダウン2022-2023」の出演を最後に活動を終了するという。
マリウスさんは2020年12月、体調不良のため一定期間芸能活動を休止することを事務所が報告。芸能活動と学業への両立など何事にも一生懸命取り組んでいたことが、返って過度なプレッシャーになっていたと説明していた。
27日の発表によると、マリウスさんは活動休止期間中に「国際的に活躍することができる人物を目指したい」と新たな夢を見つけたという。芸能活動の再開には至らなかったが、事務所側は「どのような道であったとしても皆様のお役に立つことできる人物となり、社会で活躍することを心から願っております」とメッセージを送った。
今後のSexy Zoneは4人で活動していくこととなる。
発表では、マリウスさんのコメントも掲載された。「11歳から人生の半分近くを共に過ごし、最高の喜びを与えてくれたSexy Zone。そして、応援してくださったファンの皆さんに、心からの感謝をお伝えしたいです。また、今までエンターテイナーとしてのマリウスを応援してくださり、元気な姿で戻ってきてほしいと願ってくださった方々の期待に応えることが出来なかったことは、とても心苦しく思っています」
また今回の発表に対し、SNS上で多くのコメントが寄せられている。
この引退発表を受けて、ベテラン俳優の佐藤二朗さんは、マリウスさんの9年前のエピソードをツイートした。「二郎さんの優しさが伝わる文章ですね。めっちゃ素敵」などと反響を集めている。
台詞に苦戦していたという主役のマリウスさんに対して「何も言わぬは作品に対し不義理と思い、彼に注意した」と明かした上で、こう続けた。
「5年後、彼は番組で僕に感謝してると言った。誰も言わぬ事を二朗さんは言ってくれたと嬉しかった。涙が出るほど。マリウス葉君にありったけのエールを送る」
9年前、現場で主役の男の子が台詞に苦戦していた。海外長く日本語が苦手のようだった。何も言わぬは作品に対し不義理と思い、彼に注意した。5年後、彼は番組で僕に感謝してると言った。誰も言わぬ事を二朗さんは言ってくれたと。嬉しかった。涙が出るほど。マリウス葉君にありったけのエールを送る。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) December 27, 2022
Source: HuffPost