2022
12.25

一に人、二に人、三に人――後藤新平にみる真のリーダーとは

国際ニュースまとめ

“人材煩悩”と評された後藤新平

 

 後藤新平(1857~1929)の代名詞は「大風呂敷」だった。日本初の政党内閣をつくった原敬は近代日本を理解する上での第一級資料となる『原敬日記』(全6巻)を残した。この日記に最も頻繁に登場するのは、意外なことに、政党政治家・原敬とは対極にあった藩閥政治の総帥・山県有朋である。そして西園寺公望、大正天皇に次いで多いのが後藤新平だ。しかし、原の後藤評は辛辣この上ない。

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Source: Foresight