12.18
ウエストランドとは?「タイタン」所属でM-1初の優勝。事前インタビューで「僕らは誰よりも怖さや悔しさを知っている」と語っていた
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漫才日本一を決める「M-1グランプリ2022」の決勝が12月18日にABCテレビ、テレビ朝日系列で放送され、ウエストランドが優勝した。史上最多の出場者7261組の頂点へ勝ち上がった。タイタン所属の漫才師がM-1で優勝したのは、史上初めて。 「しゃべくり漫才、コント系漫才、毒舌漫才の三つ巴」(松本人志さん)となった最終決戦では毒舌漫才で力を見せた。
ウエストランド(井口浩之さん、河本太さん)は2008年11月結成。爆笑問題らが所属する「タイタン」所属。
今回が2度目の決勝進出だった。前回の2020年の決勝は10組中9位に終わり悔しい思いをしていた。
ファーストラウンドのネタでは、「◯◯にはあるけど、◯◯にはない」という問いかけを使い、身近で多くの人が感じる疑問や鬱屈とした感情を捉え、笑いに変えた。「新しいぼやき漫才」(博多大吉さん)を見せた。ファーストラウンドから連続の登場となった最終決戦も同じ問いかけを使い、笑いを生み出した。
ファーストラウンドの後、審査員からは「(前回から)進化しているというかすごい楽しかった」(松本人志さん)、「(これまでは)井口が一方的に愚痴を言う形だったけど、今回は『あるなし』のテーマに沿っているので聞きやすかった」(中川礼二さん)と評価を受けていた。
事前インタビューでは井口さんは「今年は僕らは誰よりも怖さや悔しさを知っているので、今回は逆襲したい気持ちです。“歴史を塗り替える気持ち”は一番強い」と語っていた。
河本さんも「一昨年前の決勝後に、相方の仕事ばかりが増えて、コンビの仕事は徐々に減ってしまって」「優勝して家族をしっかりと養えるようにしたい」と活躍を誓っていた。
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Source: HuffPost