2022
12.18

【ワールドカップ決勝】フランスvsアルゼンチンのテレビ放送時間は?知っておきたい試合の見どころ・注目選手

国際ニュースまとめ

フランス代表のキリアン・エムバペとアルゼンチン代表のリオネル・メッシフランス代表のキリアン・エムバペとアルゼンチン代表のリオネル・メッシ

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カタールで開かれているサッカーW杯。日本時間の12月19日午前0時、いよいよ決勝戦がキックオフとなる。対戦カードはアルゼンチンvsフランスだ。

リオネル・メッシがチームを牽引するアルゼンチン代表は3度目の優勝を目指す。一方、若きスターのエムバペを擁するフランスは大会連覇を狙う。欧州と南米の“サッカー大国”が激突する一戦となる。

メッシは今大会を最後にアルゼンチン代表からの引退を明言していて、注目が集まっている。世界のサッカーファン待望のW杯決勝。見どころなどの情報をまとめた。

運命の決勝、放送時間は?

放送日程は、以下のようになっている(日本時間)。

─試合詳細─

12/19(月)W杯 決勝 アルゼンチン×フランス

会場:ルサイル・アイコニック・スタジアム

キックオフ時間:午前0時

─放送─

テレビ:NHK総合・NHK BS4K(18日・午後11時25分〜)

ネット:ABEMA

FIFA W杯の優勝トロフィー(ワールドカップ)FIFA W杯の優勝トロフィー(ワールドカップ)

アルゼンチンは「メッシだけのチーム」ではない。次世代エース候補が頼もしい

では、試合の見どころや注目ポイントを見ていこう。まずはメッシ擁するアルゼンチン代表。決勝までの道のりは、大会に衝撃を与える“波乱”で幕を開けた。

グループステージ初戦でサウジアラビアにまさかの逆転負け。「ジャイアントキリング」「世紀の番狂せ」などと評され、サウジアラビアにとっては翌日を「国民の祝日」にするほどの大金星となった。今大会はFIFAランクで下位の国が上位の国に勝つ試合が目立ったが、それを象徴する一戦だった。

そんな初戦の敗戦を乗り越え、チームを立て直して勝ち上がってきた南米の強豪は、2014年ブラジル大会以来2大会ぶり通算6度目の決勝進出だ。

アルゼンチン代表はやはり、この男を抜きには語れない。ディエゴ・マラドーナの後継者で、同国の揺るぎない絶対的エースのリオネル・メッシ。

これまでワールドカップに出場すること5回、この決勝に出れば、W杯出場26試合目。「W杯の歴代最多出場記録」の更新が期待される背番号10は、悲願のキャリア初のW杯優勝を掴み取れるか。

今大会でメッシは準決勝までに5ゴールを記録。フランスのエース・エムバペと数で並んでいるが、大会の得点王タイトル獲得も狙う。

アルゼンチンを決勝まで導いた背番号10。悲願の優勝はなるかアルゼンチンを決勝まで導いた背番号10。悲願の優勝はなるか

メッシが目立つ存在だが、決して彼の「ワンマンチーム」ではない。アルゼンチンは非常に攻守バランスの取れたチームだ。メッシと共にアルゼンチン代表の攻撃を牽引する34歳のディ・マリアは現在、イタリアのユベントスに所属。

メッシとはかつてフランスのパリ・サンジェルマンで共にプレーしていたベテランはテクニックとスピードを持ち合わせていて、ドリブルも魅力だ。

メッシと共にアルゼンチン代表を牽引してきたディ・マリアメッシと共にアルゼンチン代表を牽引してきたディ・マリア

攻撃陣にはさらに、メッシと2トップを組む若手有望株のフリアン・アルバレスもいる。英・プレミアリーグのマンチェスターシティに所属する同国の次世代エース候補だ。

クロアチアとの準決勝では2ゴールを挙げるなど、全3得点に絡んだ。

アルバレスは22歳。メッシに憧れを抱いてきた世代の躍動が頼もしい。今大会では3戦目から先発起用されると、以降の4試合で4ゴールと勢いがある。

フリアン・アルバレスはアルゼンチンの次世代エース候補だフリアン・アルバレスはアルゼンチンの次世代エース候補だ

「磐石」の王者フランス。攻撃を牽引する2人

一方のフランス。大会連覇を狙う王者は、ここまで危なげない戦いを見せてきた。グループリーグでのチュニジア戦以外、負けなしで勝ち上がった。特に攻撃力は圧巻の一言だ。

攻撃を牽引するのはやはりエースのエムバペ。準決勝までに5ゴールを記録し、メッシと大会得点王を争う23歳の若き神童はパリ・サンジェルマンに所属。クラブではメッシと同僚だ。

圧倒的なスピードでピッチ上を縦横無尽に駆け回る。そして、相手ディフェンダーを交わし、足元のテクニックを見せつけシュートまで持ち込む。その「突破力」が決勝でも見られるか。

アルゼンチンのメッシ同様、大会得点王の期待もかかるエムバペアルゼンチンのメッシ同様、大会得点王の期待もかかるエムバペ

そのエムバペにゴール数で迫るのが、現在はイタリアのACミランに所属するオリヴィエ・ジルー。イングランドとの準決勝で今大会4ゴール目を決め、虎視眈々とエムバペの後を追う。

2戦連続でゴールを決めた36歳のベテランのコンディションも上向きだ。決勝トーナメント1回戦では、自身が持つフランス代表の歴代得点記録を53に伸ばし、自ら塗り替えた。前回のロシア大会は無得点に終わっただけに、今大会に燃えている。その活躍は「主役をエムバペに渡さない」と言わんばかりだ。

オリヴィエ・ジルーはここまで4得点だオリヴィエ・ジルーはここまで4得点だ

アルゼンチン守備陣の“宿題”は多い。エムバペやジルーを警戒するだけでは不十分で、これに加えてアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)とウスマン・デンベレ(バルセロナ)という2人のFWもいる。

強豪同士の対決、過去のW杯では?

両国は前回2018年のW杯ロシア大会でも対戦した。決勝トーナメント1回戦で「撃ち合い」を演じ、フランスが4-3でアルゼンチンを下した。

この試合、メッシがノーゴールに終わったのに対し、エムバペは2得点をあげた。「エムバペ」の名を世界に知らしめた試合になったと言っても過言ではない。その勢いのまま、フランスは頂点に立った。

ロシア大会を含め、両国はこれまで過去のW杯で3度の対戦がある。その勝敗はアルゼンチン2勝、フランス1勝だ。

メッシの悲願、アルゼンチンの“リベンジ”か。磐石のフランスがそれを跳ね返して連覇を達成するのか──。4年に1度の結末をしっかりと見届けたい。

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Source: HuffPost