06.22
【朝鮮日報】本塁打、本塁打、先発勝利、2ラン、本塁打、本塁打…大谷、脅威の1週間
大谷は21日に今季23号を放ち、ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア=トロント・ブルージェイズ=と並び、リーグ本塁打首位に立った。大谷はこの日、米カリフォルニア州エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムでデトロイト・タイガースとのホームゲームに2番・指名打者で先発出場、チームが1-3とリードされた5回裏、1死1塁に同点2ランを打った。2ストライク・1ボールという不利なボールカウントから、相手先発投手ケイシー・マイズの時速136キロメートルという低いスライダーをすくい上げ、センターフェンスの向こうに飛ばした。
しかし、エンゼルスは大谷のホームラン以降、点が入らず、3-5で負けた。エンゼルスのジョー・マドン監督は「大谷が(同点打を出して)私たちをもう一度救おうと頑張ったが、打線がその後のチャンスを逃したのが残念だ」と語った。
大谷は今季、投手としては10試合登板して3勝1敗(防御率2.70)、打者としては67試合に出場して打率2割7分2厘(23本塁打)、OPS(出塁率+長打率)1.005を記録している。エンゼルスは現在、162試合中72試合を終えた。もし大谷が今と同じペースで本塁打を放ち、先発登板時に勝運に恵まれれば、「10勝・50本塁打」という記録も十分に可能だ。
大谷は1920-30年代に活躍したベーブ・ルースの後を継ぐリーグ最高の投手兼打者として名を残すことになりそうだ。米大リーグ公式サイトのMLBドットコムによると、個人通算70本塁打と100奪三振を同時に記録したのはベーブ・ルース、ジョニー・リンデル、リック・アンキールに続いて大谷が史上4人目だ。そのうち、1940-50年代に現役だったリンデルは投手兼打者として2シーズンのみプレーし、2014年に引退したアンキールは投手だったが、打者に転向した事例だ。
今季の大谷の怪力は、身長193センチメートル、体重102キログラムという巨体から生まれている。米国進出以降、けがに苦しめられてきた大谷は昨冬、ウエイトトレーニングと徹底した食事管理で筋肉をさらに増やした。左打者の大谷は今月20日、投手ウィリー・ペラルタの時速153キロメートル外角ストレートを引っ張り、左フェンス越え本塁打にしてパワーをアピールした。マドン監督は「ボールの軌跡をはじめ、すべてがまるで右打者が引っ張った打球かのようだった」「左打者が引っ張ってその打球にするには、力がものすごく強く(super strong)なければならない」と語った。
キム・サンユン記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/06/22/2021062280006.html
Source:脱亜論
【朝鮮日報】本塁打、本塁打、先発勝利、2ラン、本塁打、本塁打…大谷、脅威の1週間