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Twitter、認証バッジの有料化を発表。創業者は従業員に謝罪「責任は私に…」
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世界一の富豪イーロン・マスク氏に買収されたTwitterが、アカウントが本物であることを示す「認証バッジ」の有料化を始めることになった。
AP通信によると、Twitterは現地時間11月5日、ユーザーが7.99米ドルの月額料金で青色の認証バッジを購入できるサービスを含むサブスクリプションを近く開始すると発表。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスで利用可能なAppleのiOSデバイスのアップデートで、新しい「Twitter Blue with verification」に「今すぐサインアップ」したユーザーは、自分の名前の横にある青いチェックを受け取ることができるという。
一方、Twitterの従業員のエスター・クロウフォード氏は同日、「新しい“ブルー”はまだ始まっていません」とし、変更やテストを行なっていると明かし、「新しい“ブルー”はもうすぐです!」とツイートした。
The new Blue isn’t live yet — the sprint to our launch continues but some folks may see us making updates because we are testing and pushing changes in real-time. The Twitter team is legendary. 🫡 New Blue… coming soon! https://t.co/ewTSTjx3t7
— Esther Crawford ✨ (@esthercrawford) November 5, 2022
Independentによると、サブスクリプションサービスにはこのほか、広告の数が半分になることやより長い動画を投稿する機能などが含まれている。
このサブスクリプションサービスがいつ開始されるのかは明らかになっていない。また、日本などでの提供の予定や、すでに認証バッジを取得しているアカウントがどうなるかなどについても明らかになっていない。
Twitterはこれまで、認証バッジとは「世間一般の関心を引くアカウントが本物であることをユーザーに知らせるためのもの」と説明し、バッジを取得するには、アカウントが本物であり、著名であり、なおかつアクティブである必要がある──とし、リクエストを送り、要件を満たす必要があるとしていた。
また、認証の要件は、政府関係者や報道機関および報道に携わる個人、 企業、ブランド、組織、エンターテインメント、スポーツ、ゲーム、活動家、オーガナイザー、コンテンツクリエイター、その他の影響力のある個人──といったカテゴリーに分けられ、Twitter上で影響力のあるユーザーが本物かどうかを識別し、なりすましを防ぐために設けられたものだった。
AP通信によると、Twitterは現在、約42万3000の認証済みアカウントを保有しているという。
Twitterの共同創業者は…
マスク氏は買収を完了した後、Twitterの収益強化と、コストの大幅削減を実施しようとしている。Independentによると、11月4日に世界中で大規模な人員削減を開始。およそ7500人の従業員の半数が解雇される可能性があるという。
Twitterの共同創業者の一人で、前最高経営責任者(CEO)のジャック・ドーシー氏は現地時間11月5日、自身のTwitterを通じて、従業員に対して謝罪を表明した。
Twitter社で大規模な人員削減が実施されていることについて、「多くの人が私に腹を立てていることは理解しています。みんながこのような状況に置かれてしまった責任は、私にあります。会社の規模の拡大を急ぎすぎたのです。おわびします」と謝罪した。
Folks at Twitter past and present are strong and resilient. They will always find a way no matter how difficult the moment. I realize many are angry with me. I own the responsibility for why everyone is in this situation: I grew the company size too quickly. I apologize for that.
— jack (@jack) November 5, 2022
Source: HuffPost