11.05
「E.T.は生きてるって信じてた」元天才子役が可愛すぎる告白⇒監督の計らいも素敵
「E.T.が本当に生きてるって信じてた。本当に本当に深く愛してたんです」
今年で公開から40年が経った名作映画『E.T.』。主人公の妹ガーティ役で出演、「天才子役」と呼ばれその後も活躍を続けている俳優ドリュー・バリモアさんが、撮影当時は宇宙人E.T.が生きていると思っていたという可愛らしいエピソードを自身のトーク番組で明かした。
「ものすごい想像力だったんです」
『E.T.』は、地球に取り残された宇宙人E .T.と子どもたちの友情を描いたスティーブン・スピルバーグ監督によるSFアドベンチャー。世界中で人気を博した。
バリモアさんは『E.T.』公開40周年を記念して、11月1日に公開した自身の番組『The Drew Barrymore Show』で他のキャストと当時の思い出をトーク。その中で、「E.T.が本当に生きてるって信じてた」「ランチを彼に持って行くくらい」と明かしたのだ。バリモアさんは公開当時7歳。信じていてもおかしくない。
この告白に、主人公エリオット役のヘンリー・トーマスさんは「ステージが寒かった時、衣装係の女性にE.T.の首に巻くスカーフがないかと聞いていたよね。E.T.が凍えてしまうからと。その後スカーフを巻いてあげていた」と応じた。
母親のメアリー役を務めたディー・ウォレスさんは「あなたがE.T.に話しかけているのを見た。スティーブン(スティーブン・スピルバーグ監督)に伝えたら、いつ話しかけてもE.T.が生きているように見せるため、2人のスタッフをあてがっていた。E.T.があなたに反応できるようにね」とコメント。
幼かったバリモアさんのかわいらしさ、スピルバーグ監督の素敵な計らいに対して観客からは大きな拍手が。バリモアさんは「ものすごい想像力だったんです」と応じた。
強がるも「ああ、E.T.が死んじゃう」と大泣き
実は4月にも、バリモアさんがE.T.が生きていると当時信じていたことを、母親役のウォレスさんに同番組内で明かされていた。
バリモアさんは「E.T.はセットでは常に生きているみたいだった」「ワイヤーを見たし、ちゃんと(本物ではないと)分かっていたけど」と否定したが、ウォレスさんは「信じちゃダメ」と一蹴。「E.T.が動いておらずセットの隅に置いてあるとき、ドリューが彼に話しかけているのを見ました」と話していた。
さらに、E.T.が死ぬシーンを撮影した際のバリモアさんの可愛らしいエピソードも紹介。
ウォレスさんが撮影前に「これからE.T.が死んでしまうシーンを撮影するけど、本当に死ぬわけじゃない。私たちみたいに演じているだけ」と伝えると、「分かってる。バカだと思ってるの?」と答えたバリモアさん。
ところが抱っこしてセットに入り、E.T.をひと目見ると「ああ、E.T.が死んじゃう、ディー(ウォレスさんのこと)、死んじゃうよ」と大泣きしたのだという。
このトークから半年ほど経って、ようやく「生きてるって信じてた」と認めたバリモアさん。11月1日の番組では『E.T.』のキャストやスピルバーグ監督は家族のようであり、素晴らしい経験だったと話していた。
Source: HuffPost