10.19
空薬きょう(アクセサリー)所持の日本人、タイ入管が拘束
在タイ日本国大使館は2022年10月19日、海外安全対策情報(令和4年度第2四半期(7-9月))を発表しました。
日本大使館が明かした2022年7月~9月の日本人事件簿によると、アクセサリーとして空薬きょうを所持していた1人が、空港で入管当局に拘束されました。また、不法滞在により1人が強制退去となりました。
また、日本人の犯罪被害として、11件の届出があったとのこと。パスポートの紛失・盗難等は、29件でした。
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さらに、6月より解禁になった大麻について、注意を行なっています。
【タイの大麻に関する規制緩和】
タイでは大麻に関する規制緩和が進められておりますが、タイ在留邦人の皆様、また、出張・旅行等でタイを訪問される皆様におかれては、以下の点に十分ご注意ください。
1.タイでは、大麻に関する規制緩和が進められており、大麻を含む飲食物や化粧品等が広く流通しているほか、本年6月9日には、大麻が規制薬物のリストから除外され、家庭栽培が解禁されるなどしております。しかし、タイにおいても、解禁されたのは医療等を目的とする使用や栽培であり、引き続き娯楽目的での使用は認められておらず、公共の場で大麻を吸引することなども禁止されています。
2.日本では大麻取締法に基づき大麻の所持等が禁止されており、日本に大麻を持ち込もうとした場合等には同法による処罰の対象となります。また、国外において大麻をみだりに、栽培したり、所持したり、譲り受けたり、譲り渡したりした場合などに罰する規定があり、罪に問われる場合があります。
3.大麻を乱用した場合には、幻覚作用や記憶への影響、学習能力の低下等の健康被害が生じることも指摘されています。
4.日本及びタイの法令を遵守の上、トラブルに巻き込まれたり、御自身の健康を損ねたりすることがないよう、安易に大麻に手を出さないように御注意ください。
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そして、保証金詐欺事案についても注意を喚起しています。
【SNSやインターネット掲示板を介した保証金詐欺事案の発生】
9月までに、SNSやインターネット掲示板を介した融資保証金詐欺等の事案が発生し、在留邦人が金銭をだまし取られる事例が報告されています。
心当たりのないメッセージや電話、手紙等を受け取った場合には、これを鵜呑みにせず、安易に個人情報を教えたり、メール等を送ったりしないなど、詐欺の可能性を疑って対応されるよう、十分ご留意ください。
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Source: タイランドハイパーリンクス