2022
09.30
09.30
エネルギー危機:ドイツ「脱原発延期」に滲む「緑の党」の苦悩
ドイツ政府がリザーブ電源に指定した原子炉イザール2号機(筆者撮影)
特に電力不足が懸念される南部
ドイツ政府は脱原子力政策の変更について、2つのオプションを提示した。
1つ目のオプションは、9月5日に連邦経済・気候保護省のロベルト・ハーベック大臣(緑の党)が発表した。彼は苦虫を嚙み潰したような表情で、今年12月31日に廃止が予定されていた3基の原子炉のうち、同国南部のイザール2号機とネッカーヴェストハイム2号機の廃止を3カ月半延期する…
Source: Foresight