11.30
ロスチャイルド家のメンバーとみられる男性、自宅の火災で死亡
大富豪のロスチャイルド家に属するとみられる男性が、アメリカ・カリフォルニア州にある自宅で、火災により死亡した。
ロサンゼルスの高級住宅街で火災
その火災は11月27日の午後4時40分頃、ロサンゼルス・ハリウッドヒルズの丘陵地帯にある、2階建ての住宅で起きたという。
その後、ロサンゼルス消防署の消防士45人が現場へ急行。33分に及ぶ消火活動により、火を消し止めたそうだ。
やがて消防隊は、火災に見舞われた家の中で、1人の男性が死んでいるのを発見した。
消防署はまだ、死亡した男性の名前を明らかにしていない。しかし近隣住民は、亡くなった男性が、大富豪の銀行家の一族、ロスチャイルド家のウィル・ロスチャイルド氏であると述べているという。
「とても悲しい。彼はいい人だった」
まだ男性の死因は特定されておらず、今後検視が進められる予定で、火災の原因についても、現在調査が行われている。他に負傷者は報告されていない。
火災があった場所は、有名人や有力者が住む大邸宅が立ち並ぶ通りで、ウィル・ロスチャイルド氏はその家で、隠遁生活を送っていたと考えられている。
また彼は、複数の不動産と数十台の高級車を所有する風変わりな億万長者とも評されているが、近所のジム・ムーア氏は、「とても悲しい。彼はいい人だった。いい隣人だった」と語ったという。
ロスチャイルド家はドイツのフランクフルト出身のユダヤ人の一族で、長らくヨーロッパの銀行界を支配。18世紀と19世紀には、イギリスとフランスにある支部が、金融と政治において大きな役割を果たしたという。
またロスチャイルド家は一時、地球上で最大の個人資産を築いたと広く考えられてきた。(了)
出典元:ABC7:Man believed to be member of wealthy Rothschild family dies after house fire in the Hollywood Hills(11/28)
Source: Switch News